まんがの描き方〜アナログ編〜




第八回:トーン〜基本編〜-トーンの特徴-

主人公てく 「いろんな種類を使ってるんだね」
てく姉 「コマによってトーンを使い分けたり、この人物にはこのトーン!と決めて貼ったり、用途も使い方も色々だよ」
主人公てく 「いろんなまんがを見てみるよ!」
てく姉 「それが一番勉強になるね」
主人公てく 「でもいっぱい種類がありすぎてよくわかんないんだけどね…」
てく姉 「…」
主人公てく 「…」
てく姉 「基本さえ押さえておけば、あとは慣れ!これだけは知っておいて!っていうのを一つ教えてあげる」
主人公てく 「おお!それは一体!?」
てく姉 「全ての基本はアミ点です!アミ点の使い方をマスターすれば、後は全部応用です!」
主人公てく 「アミ点…!」
てく姉 「トーンには濃さがあるのね。これを見てね」
トーンの濃度5〜50%
てく姉 「薄いのから濃いのまであるけど、一般的に印刷に適していると言われているのは10%〜40%なの。5%や50%は、使っても良いけど頼む印刷所によっては飛んじゃったり、黒くつぶれちゃったりすることがあるから注意が必要だよ」
主人公てく 「なるほど〜。アミ点を見てると、番号によって濃度だけじゃなくて、密度も違うみたいだけど…」
てく姉 「それは線数が違うからだよ」
主人公てく 「せんすう?」
てく姉 「1インチ四方の中に、どれくらいの密度でドットが入っているか、という表記があってね。60L/10% とかトーンに描いてあるんだけど…ここを見てね」
線数表記

60線
てく姉 「●●LのLがラインの略で、数字が小さいほど密度が薄くてまばら、大きいほど密度が高くて濃くなってるんだよ」
主人公てく 「線数がどうとか言わなくても、見たらわかるよね」
てく姉 「……」
主人公てく 「これ、影に使うって言ってたけど、何番のトーンを使えばいいの?おねぇちゃん」
てく姉 「一般的に多く使われているのは61番。これはどのメーカーも共通だね。アミ点は大抵のメーカーが数字も共通しているからわかりやすいよ」
主人公てく 「61番かぁ」
てく姉 「でも絵柄によっても変わってくるし、アップの時には線数の小さいものを使うとか、小さい人物には線数の大きなものを使うことで遠近感を出すことも出来るから、色々試してみてね」
主人公てく 「おお〜!そんな使い方もできるんだね!」
てく姉 「じゃぁトーンの基本がわかったところで、次回からはいよいよ実際に貼っていこうね」
主人公てく 「は〜い!」

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